家計管理の基本、家計簿のつけ方
皆さん、家計簿ってつけてますか?
家計簿って、面倒くさい割にうまく活用できず、ついついすぐやめちゃう、っていう方も多いんじゃないでしょうか。
そこで今回は、長続きする家計簿のつけ方のコツをご紹介しようと思います。
まずは1ヶ月の予算を立てる
仕事でも何でもそうですが、何かを達成するには、まず大きな目標を立てて、それを細分化し、小さな目標に落とし込む事が大切です。
それは節約にも言える事。
ただ漠然と「節約しなきゃ」と思っていると、何から何まで切り詰める事になり、生活が楽しくなくなってしまいます。
まずは「食費」「交際費」などの項目ごとに予算を立て、それが達成できない項目だけを切り詰めればいいのです。
一般的には、支出は以下のような割合が理想と言われています。
まずは、ご自分の世帯の収入と以下の表の割合から、各項目の予算を計算してみましょう。
夫婦2人 | 夫婦2人+子ども2人 | |
住宅費 | 30% | 25% |
食費 | 10% | 25% |
通信光熱費 | 10% | 10% |
交際費 | 10% | 8% |
育児・教育費 | - | 8% |
保険料 | - | 6% |
貯蓄 | 20% | 10% |
その他 | 20% | 18% |
食費・日用品は金額のみ。それ以外は品名まで記録
家計簿に挫折する方の多くが、最初に家計簿を細かくつけすぎるところに原因があります。
毎日の買い物で買ったものをすべて記録していたり、項目を細かく分けすぎると、すぐに面倒くさくなって家計簿を付けなくなってしまいます。
私はそれを防ぐため、食費・日用品は購入した金額だけを記録し、中身の品名などは記録しないようにしています。
一方で、それ以外の服飾費や交際費などは、品名まで記録しています。
この二つの差は、家計を見直すときに家計簿のどこまで見るかを考えれば分かります。
食費・日用品は毎日の買い物の積み重ねですから、「今月はお金がかかりすぎているから、もう少し安いスーパーを探そう」などと、項目全体で考えますよね。
一方で服飾費や交際費などは、「今月はこの服を買ったから支出が増えた」というように、特定の商品まで見直すことがよくあります。
家計簿をつけるときには、見直す時の事を考えて、必要な情報だけを記録していけば、最小限の労力で最大の効果を得る事ができますよ。