携帯の通話料金定額制はじまる!
6月1日から、ドコモの新しい料金体系がスタートしました。
その目玉は、なんといっても「通話料金定額制」。
ドコモの携帯だけでなく、他社の携帯電話や固定電話との通話も、すべて定額にできるという国内初のサービスなんです。
以前、電話料金を安く抑えられるLINE電話についてご紹介しましたが、そのようなサービスに対抗するための料金体系と見られています。
この料金体系、本当におトクなのかどうか、検証してみました。
気になる料金ですが、定額の通話料は基本使用料に含まれる形になります。
例えば、これまでスマホの基本使用料は1,410円だったのですが、新しい料金体系での基本料金は2,700円。
実質1,290円で電話がかけ放題になる計算です。
従来の料金プランでは、30秒あたりの通話料が20円かかるので、32分以上通話するのであれば、新しい料金体系のほうがお得になります。
ちなみにガラケーの場合は、従来の基本使用料が1,700円なのに対し、新しい料金体系での基本料金は2,400円になります。
ただ、楽天リサーチの調査によると、6割の人が通話定額制に対して「いらない」と感じているそうです。
(元記事はこちら→http://news.livedoor.com/article/detail/8892533/)
それは、「そもそも通話をしない」「LINE電話などの安いサービスを使っている」というのが理由。
確かに、LINE電話を使えば通話料は60分390円で済みます。
さらに、よく電話をかける友人や恋人がLINEを使っていれば、無料通話を使うこともできるので、携帯キャリアの通話を使う機会が少ないのかもしれません。
私はドコモの旧料金体系でiPhoneを使っているのですが、家族間の通話はもともと無料なので、家族との通話にはお金はかかりません。
友人に電話をかける際も、ほとんどの友人がLINEを使っているので、無料通話を使って電話しています。
その他、お店や病院を予約したりするときには、LINE電話を使っています。
つまり、お金がかかるのは一部の友人やお店などに電話するときだけで、通話料は1ヶ月に500円もかかっていません。
というわけで、今回の料金体系の変更は私からしてもあまり魅力的ではありません。
逆に、今使っている料金体系が、このままずっと使い続けられるかどうかが心配です…。