エコカー減税の基本をおさらいしましょう
前回の記事では、軽自動車の自動車税増税について説明しました。
2015年4月以降は、軽自動車を所持している人にとっては、年間3,600円の負担増になるというお話でした。
一方で、これから車を買おうと思っている人が気になるのが、エコカー減税についてではないでしょうか。
今回は、そのエコカー減税についてお話ししたいと思います。
現在のエコカー減税の内容
エコカー減税は、今年4月1日から内容が改訂されており、これまでよりも減税額が拡大されています。
減税額は、燃費基準をどれだけ達成しているかによって異なり、以下のように決められています。
燃費基準達成車 | 燃費基準+10%達成車 | 燃費基準+20%達成車 | |
自動車取得税 | 60%減税 | 80%減税 | 100%減税 |
自動車重量税 | 50%減税 |
75%減税 |
100%減税 |
エコカー減税の期限は?
エコカー減税はずっと受けられるわけではなく、期限が設定されています。
自動車取得税は、平成27年3月31日まで、自動車重量税は、平成27年4月30日までに車を購入すれば、減税が適用されます。
税金によって期限が異なるのはややこしいですが、自動車重量税が国税なのに対し、自動車取得税が地方税と扱う機関が異なるため、このようになっているようです。
ただし、これまでもエコカー減税には期限が決められていたものの、何度か延長されて今も実施されているので、今後も延長される可能性はあるかもしれません。
どの車を買えば適用されるの?
エコカー減税を受けられれば、10万円以上おトクになることも珍しくありませんから、これから買うならぜひエコカー減税対象車を選びたいですよね。
そこで、エコカー減税が適用される車種(軽自動車)野中でも、減税額の最も高い燃費基準+20%達成車をご紹介します。
トヨタ:ピクシス
日産:デイズ、モコ
ホンダ:N-ONE、N-WGN
マツダ:キャロル、フレアワゴン、フレア
スバル:ステラ、ルクラ
三菱:ekワゴン
このように、軽自動車は100%免税になる車種がたくさんあります。
軽自動車の購入を検討されている方は、ぜひエコカー減税を最大限活用したいですね。