軽自動車の増税、どう影響する?
以前、ダイハツのタントに試乗した時の記事を書きましたが、我が家はそのタントを購入することにしました。
新型タントはまだまだ人気のようで、納車には1ヶ月ほどかかるそうです。
ところで、近々軽自動車の税金が上がるのをご存知ですか?
この増税が軽自動車の購入にどう影響するのか、調べてみました。
軽自動車を買うときには、どんな税金がかかるの?
そもそも、車を買うときにはどんな税金がかかるのか、まとめてみました。
金額 | 備考 | |
自動車税 | 7,200円/年 | 毎年払う |
自動車重量税 | 4,400円/年 |
購入時と車検の時に 2〜3年分払う |
自動車取得税 | 取得価格×3% | 購入時に払う |
例えば、150万円の軽自動車を購入したとすると、購入時には
7,200+(4,400×3)+(150万×0.03)=65,400円の税金が必要です。
もちろん、これプラス消費税も必要になります。
ただし、最近の軽自動車にはエコカー減税があるものが多いので、実際にはすべての税金が必要なわけではありません。
例えば我が家が購入するタントの場合、取得税と従量税が免税なので、かかる税金は実は自動車税だけなんです。
軽自動車の税金、どう変わるの?
この税金が、2015年4月以降、以下のように変更になります。
現行 | 2015年4月以降 | |
自動車税 | 7,200円/年 | 10,800円/年 |
自動車重量税 |
4,400円/年 エコカー減税あり |
変更なし |
自動車取得税 |
取得価格×3% エコカー減税あり |
廃止 |
軽自動車の自動車税は、現在の7,200円の1.5倍、10,800円に引き上げられます。
実は、自動車取得税は2015年4月以降廃止になるのですが、もともとエコカー免税の車にはメリットはありません。
今回の増税は、エコカー免税対象車を購入する人や、既に軽自動車に乗っている人にとっては、単純に3,600円/年の負担増となります。
ただ、これから車を購入する人にとっては、消費税が10%に上がるのかどうか、エコカー減税がいつまで適用されるのか、という点の方が大きく影響しそうですね。