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住宅ローンは変動?固定?

今日は前回に引き続き、住宅ローンの話題。今回は住宅ローンを組むなら、変動金利がいいのか、固定金利がいいのかという話題です。

 

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変動金利はどこまで上がると損?

フィナンシャルプランナーから勧められた住信SBIネット銀行住宅ローン、変動金利は0.645%。ほとんどの方が、「金利は今が底で、これから上がっていく」と考えているんじゃないでしょうか。

一般的に、これから金利が上がるなら固定金利の方が有利なはずですが、予想に反してそれほど金利が上がらなければ、変動金利の方が安くて済む可能性もあります。

では、今後どれだけ金利が上がると、固定金利の方が有利と言えるんでしょうか。

 

住信SBIネット銀行で、2,800万円を35年ローンで借りたという前提でシミュレーションしてみましょう。

 

条件1:変動金利(0.645%)で借りて、35年間金利が上がらない 

条件2:変動金利(0.645%)で借りて、5年ごとに0.3%ずつ上がる

条件3:変動金利(0.645%)で借りて、5年ごとに0.5%ずつ上がる

条件4:10年固定金利(1.01%)で借りて、10年後から変動金利(2%と仮定)

条件5:フラット35を利用(10年目まで1.43%、11年目から1.73%)
  ※住信SBIネット銀行には通期固定金利の設定がないため

 

  条件1 条件2  条件3  条件4 条件5
返済総額  31,286,804円  34,404,993円  36,638,772円  36,180,463円  36,514,423円
うち利息合計  3,286,805円  6,404,992円  8,638,774円  8,180,459円  8,514,421円


シミュレーション結果はこの通り。金利が0.5%ずつ上がると、固定金利よりも払う金額が大きくなってしまいます。今までの金利の動きからすると、5年ごとに金利が0.5%ずつ上がるというのは考えにくいですが、実際どうなるかは誰にも分かりません。

とは言え、変動金利の低い金利は魅力的ですよね。

 

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そこでフィナンシャルプランナーの方にお勧めされたのが、できるだけ繰り上げ返済をする事。繰り上げ返済をすれば、それだけ返済期間を縮める事ができるので、金利上昇のリスクを多少抑える事ができます。さらに、5年後10年後に金利が上がったとしても、繰り上げ返済で元金が減っていれば、それだけ利息の支払いを抑える事もできます。

 

次回は、この繰り上げ返済のことについて記事を書こうと思います。